日本の戦争(小学館文庫)
田原 総一朗
2005年1月1日
小学館
785円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
少年時代に敗戦を体験した著者が、長年にわたって抱き続けてきた疑問ー。日本はなぜ、世界を敵にまわし、「負ける戦争」を始めてしまったのか。明治維新で国家を建設し、西欧を懸命に追いかけてきた日本は、はたして何に成功し、何を、どの時点で失敗したのか?長年の疑問に著者自らが正面から取り組み、「富国強兵」「五族協和」など七つのキーワードをもとに、日清・日露戦争、満州事変、そして「大東亜戦争」へと突き進んでいった近代日本の謎を解き明かす。今、新たな岐路に立つ日本人が振り返るべき分岐点を、鮮やかに照らし出す著者渾身の一冊。
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