哀愁の町に霧が降るのだ(上)

椎名 誠

2014年8月5日

小学館

957円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

青春小説の名作、ついに復刊! 「青春」が「絶滅危惧種」になってしまった今の時代だからこそ、読んでほしい。 茂木健一郎さんもオススメする青春小説の名作が復刊! 東京・江戸川区小岩の中川放水路近くにあるアパート「克美荘」。 家賃はべらぼうに安いが、昼でも太陽の光が入ることのない暗く汚い六畳の部屋で、四人の男たちの共同貧乏生活がはじまったーー。 アルバイトをしながら市ヶ谷の演劇学校に通う椎名誠、大学生の沢野ひとし、司法試験合格をめざし勉強中の木村晋介、親戚が経営する会社で働くサラリーマンのイサオ。 椎名誠と個性豊かな仲間たちが繰り広げる、大酒と食欲と友情と恋の日々。悲しくもバカバカしく、けれどひたむきな青春の姿を描いた傑作長編。 茂木健一郎さんによる特別寄稿エッセイ「人生に『本編』などない!」も巻末に収録。 【編集担当からのおすすめ情報】 1981年に刊行された同書は、これまで多くの読者に「本を読む喜びと楽しさ」を強烈に印象づけてきた青春小説の名作です。 今回の復刊に際して、装丁は平野甲賀さんの手によるもので、装画は沢野ひとしさんの描き下ろしです。文中の沢野さんのさし絵は当時のまま収録しております。 また、巻末には、『哀愁の町に霧が降るのだ』と私、というテーマで茂木健一郎さんにエッセイを書き下ろして頂きました。 1 話はなかなか始まらない 2 まだ話は始まらない 3 緊急対策中途解説の項 4 吹きだまり高校の寒い春 5 血とバラと必殺技の日々 6 ごったがえしのビートルズ 7 六本木で夜だった 8 女たちの夏 9 なかがき 10 おれたちに夜明けはない 11 原始共産生活の発生とその背景 12 サバナベの夜は更けて 13 ひらひら仮面あらわる 14 シルクロードの夜は更けない 15 北京裏街突撃肉饅頭 特別寄稿エッセイ 人生に本編などない! 茂木健一郎

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長江貴士

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椎名誠「哀愁の町に霧が降るのだ」

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2019年12月15日

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