共震

相場 英雄

2016年3月8日

小学館

902円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

『震える牛』『ガラパゴス』著者の原点! 大和新聞東京本社の遊軍記者である宮沢賢一郎は、東日本大震災後、志願して仙台総局に異動する。沿岸被災地の現状を全国の読者に届けるため、「ここで生きる」というコラムを立ち上げた。そんななか、宮沢とも面識のある県職員が、東松島の仮設住宅で殺害された。被害者の早坂順也は、県職員という枠を越えて、復興のために力を尽くしてきた人物だった。早坂は亡くなる直前まで、被災地の避難所の名簿を調べていたという。 舞台は、石巻、釜石、陸前高田ーー。著者渾身の鎮魂と慟哭のミステリー。 【編集担当からのおすすめ情報】 解説は、『遺体』の著者、石井光太氏、 文庫版解説は、岩手県盛岡市・さわや書店フェザン店の松本大介氏です。 東日本大震災から五年、 いまこそ手に取っていただきたい小説です。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(8

starstarstar
star
3.66

読みたい

3

未読

16

読書中

1

既読

38

未指定

44

書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

長江貴士

書店員

相場英雄「共震」

0
2019年12月01日

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください