あした世界が、
柴崎 竜人
2017年4月6日
小学館
693円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
業界大手の音楽会社に勤める吉山朗美(28)は、大物ロック歌手の絹川空哉が、社長に契約解除を宣告され、事務所に乗り込んでくる姿を目にする。空哉は十年前、朗美と同じ高校に通う同級生だった。同じ日、極度のあがり症にも関わらず全社報告会で発表を任された朗美は、壇上で気を失ってしまう。目を覚ますと、なぜか高校時代の制服を身に着けた朗美を、あの絹川空哉と、世界的ヴァイオリニストになった深山蓮、そして死んだはずの父親が心配そうに見下ろしていた。いったいどうなってるの?思わず本を抱きしめたくなる、突き抜けるラストに乞うご期待!!
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