凛冽の宙(そら)

小学館文庫

幸田真音

2004年5月31日

小学館

764円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

バブル崩壊後、不良債権処理に苦しむ企業が数多存在した。それらの企業を喰い物にする投資顧問会社社長・古樫賢哉。一方、法を遵守したビジネスを堅実に営む外資系証券会社社長・坂木洋二。人生に対する二人の倫理観は真っ向から対立していたが、企業の利益優先主義が二人の運命を一本の糸で結ぶー。“バルク買い”“サービサー”など、外資系金融機関が水面下が駆使した手法が、綿密な取材を基に、ここに明かされる。『日本国債』『代行返上』など、常に日本経済の根幹に巣食う病巣を照射し続けてきた著者会心の問題作、待望の文庫化。

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