この胸いっぱいの愛を
小学館文庫
梶尾真治
2005年10月1日
小学館
628円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
もし、もう一度、あの時間に戻れるとしたら。そして、やり直すことができるとしたらー。大好きだった年上のある女性、産んだ直後に死んでしまった母、交通事故で亡くなった息子…。一九八六年、門司。“あること”をきっかけに、過去に戻ってしまった登場人物たちそれぞれの群像劇。映画『黄泉がえり』原作者・梶尾真治氏が、新たな試みとして取り組んだ、映画『この胸いっぱいの愛を』の原作者自らの手による異色のノベライズ作品。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(6)
starstarstarstar
読みたい
12
未読
6
読書中
0
既読
40
未指定
34
書店員レビュー(0)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (2)
参考になった順
新しい順
恋愛小説と高を括らない方がいい。深い愛情を感じられます。
starstarstar 3.5 2020年09月28日
star
恋愛系、お涙頂戴系の小説かな〜?と、斜に構えながら読み始めたが、全く見当違いだったとすぐに気がついた。
羽田発門司空港行き224便に乗り込んだ5組の門司に由縁のある人々。
なぜか現代から1986年にタイムスリップしてしまい、思い入れのある人達を巡っていく。
恋が実るだ破れるだの話ではなく、
親子、隣人、初恋、愛犬
を巡る、大きな愛の物語だった。
タイムスリップについて、いくつかの疑問が残ってしまったので、☆3.5にした。
このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る
いいね0件
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
Readeeユーザー
(無題)
作者が映画化された自分の作品をノベライズした小説。20年前の門司に飛ばされた人々。祖母の旅館の火事を防ぐ鈴谷。息子の事故を防ぐ和彦と栄子。記憶にない母に会う布川。盲導犬アンバーに会う朋恵。何を後悔していたのかわからない臼井。次々と時を迎えて現代に戻って行く人々。最後に残った鈴谷の願いは好きだった和美を救うこと。鈴谷が過去の自分、ヒロに守らせた人生改造十ヶ条。結末というかストーリーもまったく別物の原作の方が感動的だった。
全部を表示いいね0件