この胸いっぱいの愛を

小学館文庫

梶尾真治

2005年10月1日

小学館

628円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

もし、もう一度、あの時間に戻れるとしたら。そして、やり直すことができるとしたらー。大好きだった年上のある女性、産んだ直後に死んでしまった母、交通事故で亡くなった息子…。一九八六年、門司。“あること”をきっかけに、過去に戻ってしまった登場人物たちそれぞれの群像劇。映画『黄泉がえり』原作者・梶尾真治氏が、新たな試みとして取り組んだ、映画『この胸いっぱいの愛を』の原作者自らの手による異色のノベライズ作品。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.2 2023年09月24日

作者が映画化された自分の作品をノベライズした小説。20年前の門司に飛ばされた人々。祖母の旅館の火事を防ぐ鈴谷。息子の事故を防ぐ和彦と栄子。記憶にない母に会う布川。盲導犬アンバーに会う朋恵。何を後悔していたのかわからない臼井。次々と時を迎えて現代に戻って行く人々。最後に残った鈴谷の願いは好きだった和美を救うこと。鈴谷が過去の自分、ヒロに守らせた人生改造十ヶ条。結末というかストーリーもまったく別物の原作の方が感動的だった。

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Mie

恋愛小説と高を括らない方がいい。深い愛情を感じられます。

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3.5 2020年09月28日

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