微熱の街

小学館文庫

鳴海章

2010年8月10日

小学館

806円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

四十も半ばを過ぎて自前の組が持てないヤクザ、寺多政道、通称テラマサ。そんな俺のもとに八歳の子供が転がり込んでくる。途端にトカレフを持った連中に襲われ、その子をかくまったゲイバーのタミィとその家族が惨殺されてしまった。そして子供は行方不明になり、警視庁公安部外事課が登場する。俺には、子供の母親の目星がついたが、父親の正体まではわからなかった。外事が関わったこの暴力は、さらにエスカレートしていく。なぜ、たび重なる暴力に晒されるのか。背後には誰がいるのか。しがないヤクザが、子供を連れ去り仲間を葬った奴らに、最後の闘いを挑む。

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