津軽百年食堂

森沢 明夫

2011年1月11日

小学館

701円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

百年の刻を超える「こころ」の物語 ふるさと「弘前」を離れ、孤独な都会の底に沈みように暮らしていた陽一と七海。ふたりは運命に導かれるように出逢い、惹かれ合うが、やがて故郷の空へとそれぞれの切なる思いを募らせていく。一方、明治時代の津軽でひっそりと育まれた賢治とトヨの清らかな愛は、いつしか遠い未来に向けた無垢なる「憶い」へと昇華されていき……。桜の花びら舞う津軽の地で、百年の刻を超え、営々と受け継がれていく<心>が咲かせた、美しい奇跡と感動の人間物語。 【編集担当からのおすすめ情報】 2011年4月2日公開の同名映画になるほか、舞台化も進行中。著者の青森小説の続編「青森ドロップキッカーズ」は、ある種、「津軽百年食堂」の続編にもなっているので、2冊併せて読むとより楽しめます。著者は、現在、青森3部作目を執筆中。

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Readeeユーザー

思い出って。

-- 2021年02月16日

本文から。『あーあ、なんだか不思議だよね、思い出って。楽しかったことも、切なかったことも、死ぬほど悲しいって思っていたことも、結局はみんなまとめて笑えるネタになるなんて』

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