草枕

夏目 漱石

2011年7月31日

小学館

523円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

本書が『神様のカルテ』を生んだー夏川草介 “この小説が、(シリーズ100万部のベストセラー)『神様のカルテ』を生んだ。 --夏川草介 山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。 俗世から離れようと、旅をする画工は、山中の温泉宿に滞在し、那美という女に出会う。出戻りである那美は美しいが、少しエキセントリックなところもある。 画工は、那美に「自分の画を描いてください」と頼まれるが、なかなか気持ちが進まない。那美の従兄弟である久一が満州戦線に徴集されることになり、画工は彼女とともに駅へ見送りに行く。その際の一瞬に見入った画工は、彼女を画にすることができるよう思い始める。 言葉そのものの魅力に満ち溢れた、漱石文学の最高峰! 【編集担当からのおすすめ情報】 『神様のカルテ』に大きな影響を与えた名作中の名作です! 特別解説は夏川草介氏(『神様のカルテ』著者)が担当。 (「解説にかえてー『草枕』から漱石の世界へー)収録! カバーイラストは、『神様のカルテ』と同じく、 人気イラストレーターのカスヤナガト氏が担当! 分かりやすい新注釈付きでおくる、 読みやすくて親しみやすい、新しい『草枕』の誕生です。

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