
神様のカルテ(2)
夏川 草介
2013年1月31日
小学館
792円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
医師の話ではない。人間の話をしているのだ。 栗原一止は夏目漱石を敬愛し、信州の「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医である。写真家である妻・ハルの献身的な支えもあり、多忙な日々を乗り切っている一止に、母校の医局からの誘いがかかる。今の病院で一人でも多くの患者と向き合うか、母校の大学病院で最先端の医療を学ぶか。一止が選択したのは、本庄病院での続投だった(『神様のカルテ』)。 新年度、内科病棟に一止の旧友・進藤辰也が東京の病院から新任の医師としてやってくる。かつて進藤は“医学部の良心”と呼ばれていた。しかし、彼の医師としての行動は周囲を困惑させるものだった。そして、さらに大きな試練が一止たちを待ち受けていたーー。 【編集担当からのおすすめ情報】 映画も大ヒットの超ベストセラー、待望の第二弾がいよいよ文庫化! 150万人に愛された「一止とハル」に、また会える。
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長江貴士
書店員