出星前夜
飯嶋 和一
2013年2月28日
小学館
963円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
寛永十四年、突如として島原を襲った傷寒禍(伝染病)が一帯の小児らの命を次々に奪い始めた。有家村の庄屋・鬼塚甚右衛門は旧知の医師・外崎恵舟を長崎から呼ぶが、代官所はあろうことかこの医師を追放。これに抗議して少年ら数十名が村外れの教会堂跡に集結した。折しも代官所で火事が発生し、代官所はこれを彼らの仕業と決めつけ討伐に向かうが、逆に少年らの銃撃に遭って九人が死亡、四人が重傷を負う。松倉家入封以来二十年、無抵抗をつらぬいてきた旧キリシタンの土地で起こった、それは初めての武装蜂起だった…。第35回大佛次郎賞受賞の歴史超大作。
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toruo
(無題)
友達に勧められたので読んでみました。 島原の乱のお話です。当然ながら軽くて楽しい読み物ではありませんでしたが、面白くて引き込まれるように一気読みしました。 益田四郎を中心に置くのでは無くて、長崎の医師とその弟子を中心に据えているところが「馬鹿な領主に対するキリスト教徒の反乱」という単純な見方を巧みに否定しており上手いな、と思いました。 非常に面白くためになりました。これはいいと思います。
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