ふしぎ遊戯(外伝 4)
パレット文庫
渡瀬悠宇 / 西崎めぐみ
1999年6月30日
小学館
471円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
内戦の続く倶東国で、9歳の亢徳、俊角兄弟(後の亢宿、角宿)は両親を亡くし、遠縁の家に身を寄せた。家の者の冷たい扱いに兄は、か弱い弟を庇いながら不遇の3年を過ごす。兄弟が12歳のある夜、俊角が目覚めると亢徳の姿がない。兄に捨てられたと絶望する俊角は、乱暴者となり、打倒心宿を目指すゲリラ「婆沙羅」に売られた。俊角は兄への憎悪を募らせつつ流星錐の技に磨きをかける。一方、青龍の巫女を探そうと家を出た亢徳は、流星を見た夜、嫌な予感がして遠縁の家に戻るが…。笛を吹きつつ、今度は弟探しの旅が始まる。そして、この不幸な兄弟を、更なる過酷な運命が待ち受けていた…。
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