俺が生きる意味 / 5 都心楼のディザイア

ガガガ文庫

赤月 カケヤ / しらび

2014年6月18日

小学館

733円(税込)

ライトノベル

真理に近づくために、斗和は力を求める。 およそ二千年前、世界大災害が起こって多くの生命が死滅した。 そのときの影響で日本人の祖先に突然変異が起こり、いわゆる個人色と呼ばれる髪と瞳が様々な色彩を持つ今の日本人が生まれたとされる。 少なくとも、斗和はそのように教わっていた。 しかし、斗和は見えない壁の空間ーークオリア界の存在を知った。人の魂を喰らう幻想生物がいることを知った。非物質の世界。認識と精神だけで構築された空間。それが実在するのなら、この世が五分前につくられた可能性も否定できない。そして神の存在もーー。 水族館の惨劇から、二か月が過ぎていた。櫛灘学園に編入した斗和は、そこで従姉のかりも、さらには神悠言の少女たちと再会し、しばしの平穏が訪れたかに思えた。 だが、不条理は斗和に襲いかかり続けるーー。 舞台はデパートへ。過去最大数の人喰いの化け物が跋扈する絶望のなか、あの少女の面影を感じさせる、魂を狩る幻想生物(ソウルテイカー)が姿を現す。 「──貫き届く刃の意志(ブリューナク)、発動」 斗和たちの生きる世界の真実が少しずつ明らかになる、パニックホラーの第5巻!

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