獄門撫子此処ニ在リ(2)

赤き太陽の神去団地

ガガガ文庫

伏見 七尾 / おしおしお

2024年2月19日

小学館

891円(税込)

ライトノベル

「神去団地へようこそーそして、ご愁傷様」ここは神去団地。量産された建物が地を埋め尽くし、赤く奇妙な太陽が支配する。現世と幽世のはざま、閉じ込められた無耶師たちが太陽を巡って日夜争う異形の園ーそんな場所で、『獄門家』としての過去も、アマナとの記憶すら失って、撫子は目覚めた。人々の欲望が絡み合うなかで、撫子とアマナはこの異形の地の因縁を断ち、脱出できるか。そして撫子は、忘れてはならなかった約束を、思い出せるのかーうつくしくもおそろしい少女鬼譚、霍乱の第二巻。

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