
阿修羅を究める
興福寺 / 東野 治之
2000年12月11日
小学館
1,650円(税込)
人文・思想・社会
国宝阿修羅像の少年にも似た清楚な美しさの謎に多方面から迫っていく 興福寺の天平時代の名作・阿修羅像は、その清楚な美しさで古都・奈良を訪れる人びとを魅了し続けています。しかし阿修羅は元々インドで仏教に敵対する戦闘の神でした。仏教に取り入れられ、仏法の守護神となってからも、ことに日本では「阿修羅のごとく」とか「修羅場」という言葉からもわかるように、怒りの神の代表というのが一般のイメージではないでしょうか。それではなぜ、国宝・阿修羅像は、三つの顔と六本の手を持つ異形相ですが、そうしたイメージとは正反対に、少年を思わせる肢体で、むしろ穏やかな感じを抱かせる表情に造形されたのでしょうか? 歴史、美術、仏教など多方面からのアプローチで、阿修羅の隠された真実の姿を探求します。
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