勝ち続ける意志力
世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」
小学館101新書
梅原 大吾
2012年4月30日
小学館
814円(税込)
エンタメ・ゲーム / 新書
17歳にして世界一になった。2010年8月、「最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネス・ワールドレコードに認定された。職業、プロ格闘ゲーマーー。これから僕は、「世界一になって」、そして「世界一であり続けることによってしか見えなかったこと」について話をしたいと思う。それは「勝つために必要なことは何か?」「なぜ多くの人は勝ち続けることができないのか?」という話だ。いわば「世界一になり、世界一であり続けるための仕事術」とも言えるかと思う。その技術は、ゲームの世界ではもちろんのこと、それ以外の世界でも必ずや、前進のためのお役に立てるだろう。
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結局、要領より、かけた時間と情熱の強さがすべてを決める 年齢は言い訳にするものではない 他人に指摘されても、そのスタイルにこだわらない 勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けて卑屈にならないという絶妙な精神状態を保ち、バランスを崩さずに真摯に向き合う 互いに同じ人間であり、特別なことは何もない 当たり前の積み重ねしかない 勝ち続けても、負け続けても、バランスを崩さずに、結果はその時だけのものと受け止め、真摯に原因を追及し分析し、努力する 安易な道や裏技には頼らない 実は応用がきかず、頭打ちするのだ 最強ではないが、楽に勝てる方法はたくさんある 遠回りすることでしか手に入れることができない強さがあると信じている 楽な道はないのだ 相手の弱点を突くのは野暮、勝負の質を落とすきがする、相手は成長させれくれる存在、むしろ相手の長所となる部分に挑みたい 未知の領域を目指す 結局のところ、新しくて良いものを生み出し続けるしかないのだ アンフェアなことをしたら意味がない 気になることはメモする 甘く見れば、必ずしっぺ返しがくる 小さいことでも変えてみる 本を読んで考える 失敗こそ、変化、進歩、成長、変革、進化の指標となる 人の目を気にしないことはとても難しいが、気にして諦めた時点で、全てが終わるのも真実だ 人の視線や評判を気にせず生きられるようになり、とても楽しく、充実して、一番成長した部分 人の目を気にしないと、絶対的な集中力が身につく 自分を痛めつけることと努力することは全然違う 苦しいことを我慢することが真の努力ではない ガムシャラに時間を割いたり、数をこなすことではない こんなに頑張ってるのに成果が出ないのはオカシイと考えてしまうという歪んだ思考になってしまう 頭を使って考える 10年続けられる努力か? 日常のサイクルに縛られてもいけない 目の前の小さな階段を登ってみる 優勝した翌日に戦う
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