
評伝 大村はま
ことばを育て 人を育て
単行本
苅谷 夏子
2010年8月31日
小学館
3,520円(税込)
人文・思想・社会
「国語教育の神様」大村はまの99年の生涯 戦前の高等女学校で教師生活をスタート。戦後は新制中学校に移って、国語教師生活52年。子どもたちに本当のことばの力をつけさせるために真摯な実践をもって、日本の戦後国語教育を切り開いた大村はまの99年に及ぶ生涯を、その教え子が骨太に描く。 西洋の文物がいち早くはいってくる横浜に育ち、開明的/合理的な資質を身につけ、クリスチャンとして正直にまっすぐに仕事に打ち込んだ大村は、それゆえに周囲から疎まれることもあった。子ども時代の作文や若いころの日記などの一次資料を駆使し、死の前日まで講演や執筆を重ね、「プロとして教えること」の大切さを訴え続けた、熱い、ひたすらな人生が、今、胸を打つ。 【編集担当からのおすすめ情報】 小学館刊の大村はまの本 「灯し続けることば」で、大村はまの至言を味わってください。
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