霧の旗

新潮文庫 まー1-20 新潮文庫

松本 清張

2003年9月30日

新潮社

781円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

殺人容疑で捕えられ、死刑の判決を受けた兄の無罪を信じて、柳田桐子は九州から上京した。彼女は高名な弁護士大塚欽三に調査を懇願するが、すげなく断わられる。兄は汚名を着たまま獄死し、桐子の大塚弁護士に対する執拗な復讐が始まる…。それぞれに影の部分を持ち、孤絶化した状況に生きる現代人にとって、法と裁判制度は何か?を問い、その限界を鋭く指摘した野心作である。

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taboke

(無題)

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2.9 2023年06月12日

読みながら、映像が頭に。以前テレビで観たのかも。とはあえ、なんでもない内容をその文才で読者を引き込ませる。恐るべき筆力。

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