彰義隊

新潮文庫

吉村昭

2009年1月31日

新潮社

825円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

皇族でありながら、戊辰戦争で朝敵となった人物がいたー上野寛永寺山主・輪王寺宮能久親王は、鳥羽伏見での敗戦後、寛永寺で謹慎する徳川慶喜の恭順の意を朝廷に伝えるために奔走する。しかし、彰義隊に守護された宮は朝敵となり、さらには会津、米沢、仙台と諸国を落ちのびる。その数奇な人生を通して描かれる江戸時代の終焉。吉村文学が描いてきた幕末史の掉尾を飾る畢生の長篇。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(4

starstarstar
star
3.53

読みたい

0

未読

3

読書中

0

既読

23

未指定

41

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください