砂の女

新潮文庫 あー4-15 新潮文庫

安部 公房

1981年2月27日

新潮社

649円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める部落の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のなかに、人間存在の象徴的な姿を追求した書き下ろし長編。20数ヶ国語に翻訳された名作。

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書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

安部公房「砂の女」

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2019年12月04日

みんなのレビュー (5)

あおたん

好き

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4.1 2020年05月22日

小学生か中学生の頃に読んで以来、愛読書の1つです。 哲学的な比喩表現が多くて訳分からぬところも未だにあるけれど、圧倒的な世界観と設定に魅入られてしまうので細かい点は読み流します。 面白い!カフカの変身とちょっと似たテイストがあると思う。 なんだかとっても人間的というか、人間の本質とはっていうところを「男」からも「女」からも、部落の人々からも、感じる。 ラストはなんとも言えない感じでニヤッとしました。

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galo

砂の地平

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4.8 2019年06月30日

どこにも行き着かない放浪の極点における葛藤の記録。

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Readeeユーザー

好きなフレーズ

starstarstarstarstar 5.0 2019年04月07日

孤独とは、幻を求めて満たされない、渇きのことなのである。

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awahira

ディストピアとはまた異なる、管理社会を示す小説

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3.5 2018年12月10日

帰りたい。 必要最低限な物のみ与えられ、人間らしい生活を送る事が許されない管理社会への批判が込められている。 生活・仕事を強いられ、女や社会によって外堀が埋まっていく中、男は選択肢を奪われていく。最後に男が出した結論が、追い詰められた者の悲哀を示している。

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Readeeユーザー

小説

starstarstarstar 4.0 2018年01月25日

文章にかなり多くの比喩的表現方法が組み込まれており、読み手をかなり魅了する。ただ、読書を始めたばかりの方がいきなり読むと最初の方は、少し難しく感じる部分もあるかと感じた。 ただ、内容はかなり独創的で引き込まれるものがある。

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