
雄気堂々 上
新潮文庫 しー7-3 新潮文庫
城山 三郎
2003年8月31日
新潮社
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
近代日本最大の経済人渋沢栄一のダイナミックな人間形成の劇を、幕末維新の激動の中に描く雄大な伝記文学。武州血洗島の一農夫に生れた栄一は、尊王攘夷の運動に身を投じて異人居留地の横浜焼打ちを企てるが、中止に終った後、思いがけない機縁から、打倒の相手であった一橋家につかえ、一橋慶喜の弟の随員としてフランスに行き、その地で大政奉還を迎えることになる。
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ケムケム
渋沢栄一の青年期。時代を切り拓く強さが清々しい。
渋沢栄一の大河ドラマが今年始まり、本屋で渋沢栄一関係の本が様々販売されていた。多数ある中で、思想的に偏りがなさそうなのを選んで購入した。とはいえ、御多分に洩れず積読してしまい、7月下旬に読了。そして今頃、作文している次第である。 上巻は、栄一の青年期である幕末から明治維新を中心に書かれている。作者の創作もかなりあるだろうが、一族のひととなりもよくわかり、物語として面白く読みやすかった。豪農の長男として生まれたとはいえ、人との出会いを大切にし世の中の先を見抜く目が確かで、自分の道をどんどん切り拓いていく様は小気味いい。
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