項羽と劉邦 上

新潮文庫 しー9-31 新潮文庫

司馬 遼太郎

2005年6月30日

新潮社

990円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

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みんなのレビュー (3)

NOB

この時代

starstarstarstar 4.0 2024年05月16日

この時代のことは、昔本宮ひろしの赤龍王を流し読みしたくらいでほとんど知識がなかったので、これを機会に読みはじめてみました。 登場人物は本宮漫画に脳内変換して、なんとなくイメージをつかみながら読み進めてます。 さすが司馬遼太郎で読みやすくてアタマの中に入ってきます。地理関係がわかりづらいので地図を確認しつつ読み進めます。 上巻では項羽の激烈な感情もそこまで出てきておらずまだまだそこまで表というか、前面には出てきていない感じですかね。

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ドクショ

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2022年05月22日

項羽の強さと無邪気さ、劉邦の生への執念、人を受け入れる度量と思い切りの良さ、立ち回りのうまさは必見

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年09月19日

【感想★3】 (上巻) 秦が六国を統一し始皇帝が亡くなった後、再び乱戦の世になった時代の話。 時の国々の情勢と登場人物の人柄を、項羽のとてつもない武の強さと虐殺までを行ってしまう人格の凄まじさを理解できるほど丁寧に描いている。 地名や人の名が中国のもので慣れていなくて読み辛いとこあり。 【学び】 ・法治国家として治めようとしたが、国民の心はついて来なかった。不満と反乱の気持ちが高まっていった。 ・敵をよく知ろうとせず、自分の辿った道を客観的に見ず、思い上がれば、間違いをおこす。

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