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愛たるは何か
三浦綾子の自伝的な小説。 嘘みたいに辛い青春時代とそこに関わる運命的な出逢い。 著者が稀代の人たらしであるだろうことが想像できる。 病床に臥せながらここまでたくさんの人に愛されているのは相当な魅力があるのだろう。 特に前川正との話は真実の愛たるは何かを考えさせる。 現代とは異なる、クリスチャンならではのプラトニックな恋愛と相手を思う気持ちが自分の心を掴んだ。 愛するというのはただ好きだと言うことでなく、相手が自分一人でも生きていけるようにするということ。 前川正は死んではしまうが著者の心を大きく変えた人物であり、結果的には彼が生きる原動力を著者に与えている。 誰かのために何かをすること、誰かが自分のために何かをしてくれること 人間は社会動物で一人では生きられず誰かとの繋がりを求めている生き物。 そんな中でお互いが愛しあって精神的支柱とする様は本当の意味での愛を思い知らせた。 前川正が偉い人で、ここまで尊敬できる人との出逢いが羨ましくもあった。
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