夢の検閲官・魚籃観音記
新潮文庫
筒井 康隆
2018年4月27日
新潮社
605円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
女が眠りにつき、夢の法廷が開廷する。入ってくるのは、彼女の安眠を妨げ、悲しませる者たちばかり。検閲官と書記は今夜も苦心する…。やさしさに満ちた感動の名品「夢の検閲官」。孫悟空と観音様が禁断の一線を越える!?究極のポルノ「魚籃観音記」。小説版は文庫初収録となる「12人の浮かれる男」など、夢想の迷宮に読者を捕えて逃さない珠玉の10編。豊饒な小説世界を堪能する傑作短編集。
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うみの藻屑
読者もかき乱されます
人間の根源的な欲求をかき乱して、どんな人物もドタバタに巻き込んでいく……以前、筒井康隆先生のドタバタ傑作集を読みましたが、その時の感覚が蘇るようでした! 登場人物だけでなく、読者もかき乱されます。それが面白い、クセになります。タイトルにもなっている「夢の検閲官」は自分の経験と照らし合わせて、妙に納得してしまいます。ラストシーンにもグッときますし、おすすめです。
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