悟浄出立

新潮文庫

万城目 学

2016年12月24日

新潮社

539円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

おまえを主人公にしてやろうか!これこそ、万城目学がずっと描きたかった物語ー。勇猛な悟空や向こう見ずの八戒の陰に隠れ、力なき傍観者となり果てた身を恥じる悟浄。ともに妖魔に捕えられた日、悟浄は「何も行動せず、何も発言せず」の自分を打ち破るかのように、長らく抱いてきた疑問を八戒に投げかけた…。中国古典の世界を縦横無尽に跳び、人生で最も強烈な“一瞬”を照らす五編。

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みんなのレビュー (4)

Readeeユーザー

そっかー

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3.2 2023年06月26日

作家の書きたいものと、読者が読みたいものは、必ずしも一致しないのね。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.8 2023年04月17日

悟浄は八戒に聞く。英雄を超越して自由。 趙雲は張飛を見る。豪胆さがうらやましい。 虞姫は項王を知る。代わりの存在としての己。 京科は荊軻に再会。運命は分かれて明暗。 榮は父と話す。書くことこそ父司馬遷の命。 万城目学の書きたかった短編集。中国が舞台の物語5編。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.8 2019年05月01日

悟浄は八戒に聞く。英雄を超越して自由。 趙雲は張飛を見る。豪胆さがうらやましい。 虞姫は項王を知る。代わりの存在としての己。 京科は荊軻に再会。運命は分かれて明暗。 榮は父と話す。書くことこそ父司馬遷の命。 万城目学の書きたかった短編集。中国が舞台の物語5編。

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