暴雪圏
新潮文庫
佐々木譲
2011年11月29日
新潮社
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
三月末、北海道東部を強烈な吹雪が襲った。不倫関係の清算を願う主婦。組長の妻をはずみで殺してしまった強盗犯たち。義父を憎み、家出した女子高生。事務所から大金を持ち逃げした会社員。人びとの運命はやがて、自然の猛威の中で結ばれてゆく。そして、雪に鎖された地域に残された唯一の警察官・川久保篤巡査部長は、大きな決断を迫られることに。名手が描く、警察小説×サスペンス。
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toruo
(無題)
北海道の警察を舞台にした物語をいくつか書いてる作者の作品。 帯広近郊で突然の吹雪の夜にいろんなことがおこる。 暴力団の親分宅にはいった強盗、不倫を清算しようとする主婦、義父に虐待されて家出する女子高生、などなど。 少々詰め込み過ぎでな感じはしましたが面白く読めました。 それにしても自然災害が殆ど無い奈良県出身なのでこういう災害系の話は実感がわかないのですが、実際に事故も起こってますから、そういうところで育った人には敵わないような気もしました^^;
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