新潮文庫 新潮文庫

荻原 浩

2006年3月31日

新潮社

825円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。

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みんなのレビュー (7)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年08月15日

おそらく「衝撃のラスト1行に瞠目!」っていうコピーに惹かれて読みたくなったのだと思う。だが完全に忘れてたので終始「なんでこの本読もうと思ったんだっけ」って考えてた。 作者が萩原浩さんなのにも驚いた。「海の見える理髪店」と作風が違いすぎて。文庫解説を読むと萩原さんは多種多様なジャンルの小説を書いているらしい。すごい。 広告代理店東京エージェンシーの西崎と加藤が、企画会社コムサイトに出向くところから物語ははじまる。コムサイト社長杖村は、ミリエル社の香水を売る戦略として、口コミ(WOM)の利用を発案する。ニューヨークからやってきた「レインマン」が少女を殺し、足首を持って行ってしまう。でもミリエルの香水をつけていれば大丈夫。そんな噂。 巧みなマーケティングは成功したが、その後まるで噂を模倣したかのような事件が発生する。 目黒署に勤める小暮と、本庁から派遣されてきた名島の二人が、犯人を挙げるべく捜査に奔走する。 警察側の人間の登場人物が多く、少々入り込むのに時間がかかった。大仰なトリックなどはなく、ひたすら小暮名島コンビの地道な捜査を丁寧に追っていく。終盤、犯人が明かされ、きれいに終わったなと思っていたところでの最後の1行。正直驚いたというよりは最後突き落とされて嫌な気分で終わったという感じだった。菜摘と小暮のほのぼのシーンは好きだったからな…。 おそらく読み直せば伏線などもあっておもしろいのではないかという予感がある。感覚としてはかなり作り込まれているミステリーではあると思う。ただいかんせんグイグイ引き込まれる類のものではなかったので、しばらくしてから読み直そうかな。

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Readeeユーザー

 

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3.4 2021年06月27日

「明日の記憶」もだけれど、作者は広告代理店に勤務経験があるのだろうか。と思って調べてみたらやっぱりそうだった ミステリーとしては、まあまあ。 犯人は早い段階で分かるが、最後まで読ませる。

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50嵐

隠しナイフ

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4.7 2020年07月07日

所謂バディもののサスペンス小説。 ある企業が宣伝のために流布した噂と、その噂通りに行われる犯罪。 この難事件に挑む所轄の中年刑事にして、シングルファーザーの主人公小暮と一課の若手女警部補。 その結末は… 美味かった。上手かった。 自分好みのサスペンスであり、かなり調べあげてるなと感心するしかない警察事情がふんだんに盛り込まれたでした。 登場人物の個性もハッキリしていて読みやすく、現代の若者に向けたメッセージのような物も感じました。 クライマックスまでの流れは見事で一気を読んでしまいましたが、本当に驚いたのはラスト1行。 トドメを後ろから刺された。 そんな結末に、ついつい拍手してしまいそうでした。

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Readeeユーザー

そう来たか・・・

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3.7 2020年04月14日

このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2019年01月09日

hanakong

後味悪いが映画化希望

starstarstarstar 4.0 2018年06月20日

とにかく事件を追う刑事2人が良かった。 娘にうざがられるオッサン刑事と、まだ若いけど階級は上で子持ちの美人刑事。 シリーズで少しずつくっついてほしい!と思うくらいキャラ良かった〜。それだけに、後味が悪くてモヤモヤするけど。。

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