橘花抄

新潮文庫 新潮文庫

葉室 麟

2013年4月30日

新潮社

825円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

両親を亡くし、筑前黒田藩で権勢を振るう立花重根に引き取られた卯乃は、父の自害に重根が関与したと聞かされ、懊悩のあまり失明してしまう。前藩主が没し、粛清が始まった。減封、閉門、配流。立花一族は従容と苦境を受け入れるが、追及は苛烈を極め、重根と弟・峯均の身に隻腕の剣士・津田天馬の凶刃が迫る。己の信ずる道を貫く男、そして一途に生きる女。清新清冽な本格時代小説。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(8

starstarstarstar
star
4.43

読みたい

1

未読

5

読書中

0

既読

36

未指定

60

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください