太陽の塔

新潮文庫 新潮文庫

森見 登美彦

2006年6月30日

新潮社

649円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

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書店員レビュー(2)
書店員レビュー一覧

ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

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3.0
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2020年01月16日

長江貴士

書店員

森見登美彦「太陽の塔」

--
0
2019年12月27日

みんなのレビュー (6)

Tsumagari Taku

話に展開がない

starstar
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2.5 2018年08月16日

夜は短しのような展開の読めないストーリー、世界観を期待して読み進めたが、物足りず。 最後の事件はようやくらしさが出た気がするが、そこに至るまで友人たちとの接点が少なかったことからあまり共感ができなかった。

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taboke

(無題)

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2.8 2023年06月12日

最後が良くわからなかった

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Readeeユーザー

 

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3.4 2023年01月01日

初めて読んだ森見作品が「夜は短し歩けよ乙女」で、その新鮮な面白さの虜になったのだけれど、これは数えて5作目。 もうかなり飽きてきた…

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taboke

(無題)

starstarstar 3.0 2021年12月20日

最後が良くわからなかった

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2020年09月23日

最後の切なさは今の私にはどちらかというと、もう良くて、 とにかく終始大笑いした。 多分ちっとも面白くない人もいるだろうから、これはもう個々人の感性の違いというしかない。鬱っぽい私にも負担無し。漢詩や和歌のような呟きも面白い。 変人の生きづらさには親しみしかない。 若い時に読みたかったな 後、ラスト私にはもう良いと書いたが、前髪の雪を払ってあげる美しいシーンがある。確か、雅なことをしたものだと書いてあったような。 水尾さんの名前は清和天皇の別名である。伊勢に下る斎宮と帝との別れのお櫛の儀式に似ていなくもない。 森さんは古典にも精通している気がする。 そして、「自分もおそらく間違っている」という台詞もあるしやはり彼女とはお別れしたんだな、と思った。

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Readeeユーザー

あぁ、太陽の塔に出会えた。

starstarstar 3.0 2017年05月03日

前半と後半ではかなり様相が異なります。そのターニングポイントが太陽の塔。水尾さん存在感が薄れ、忘れかけたその頃… ラストは何度も読み返してしまいました。このなんとも言えない読後感をぜひ味わって下さい。

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