炎路を行く者

守り人作品集

新潮文庫

上橋 菜穂子

2016年12月24日

新潮社

649円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

『蒼路の旅人』、『天と地の守り人』で暗躍したタルシュ帝国の密偵、ヒュウゴ。彼は何故、祖国を滅ぼし家族を奪った国に仕えるのか。謎多きヒュウゴの少年時代を描いた「炎路の旅人」。そしてバルサは、養父と共に旅を続けるなか、何故、女用心棒として生きる道を選んだのか。過酷な少女時代を描いた「十五の我には」-やがてチャグム皇子と出会う二人の十代の頃の物語2編。シリーズ最新刊。

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橘薫

心になにを持つべきか

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4.4 2022年07月17日

「蒼路の旅人」で登場するヒュウゴの物語。 このアナザーストーリーを読むことでさらにヒュウゴに対しての愛着が湧くと同時に、すぐにでも蒼路の旅人を読み返したくなる。 一人一人が脇役ではなくてこの壮大なる守り人シリーズの主役なのだ、と改めて思わされる。 もう一編はバルサの短編。こちらもぐっと胸にくるものがあった。

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