
地の星
流転の海 第2部
新潮文庫 みー12-51 新潮文庫
宮本 輝
2005年11月30日
新潮社
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
五十歳で初めて子を授かった松坂熊吾は、病弱な妻子の健康を思って、事業の志半ばで郷里に引きこもった。再度の大阪での旗揚げを期しつつも、愛媛県南宇和の伸びやかな自然の恵みのなかで、わが子の生長を見まもる。だが、一人の男の出現が、熊吾一家の静かな暮らしを脅かす…。熊吾と男との因縁の対決を軸に、父祖の地のもたらす血の騒ぎ、人間の縁の不思議を悠揚たる筆致で綴る。
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Eugene
一貫して流れるもの
宮本さんは、「蛍川」以来、読み込んだつもりだが、この「流転の海」は、いつ再読しても、響くものがある。 ご自分の父上をモデルにしている事は、皆さん、ご存知と思うが、書き進めておられたご本人の心情の流れは、どうだったのだろう。推測するのも、また愉しい。 「流転の海」が、完、となったのは、昨年だか一昨年だが、もう一度、第一部から、再読しようかとも、考えている。
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