砂場の少年

新潮文庫

灰谷健次郎

1990年11月1日

新潮社

607円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

元TVディレクターの葛原順は、教師である妻透子が心を病み、休職したことをきっかけに、35歳で初めて臨時採用の中学教師になった。画一的な授業に専心する同僚、反抗する生徒、苦悩する親など、荒廃する教育現場で、非行、登校拒否、体罰が続発する中で、葛原はどのような教育を実践するのかー。管理教育を告発し、子どもと大人の真の関係の在り方を問う文庫書下ろし長編小説。

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