
散るぞ悲しき
硫黄島総指揮官・栗林忠道
新潮文庫 新潮文庫
梯 久美子
2008年8月31日
新潮社
737円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
水涸れ弾尽き、地獄と化した本土防衛の最前線・硫黄島。司令官栗林忠道は5日で落ちるという米軍の予想を大幅に覆し、36日間持ちこたえた。双方2万人以上の死傷者を出した凄惨な戦場だった。玉砕を禁じ、自らも名誉の自決を選ばず、部下達と敵陣に突撃して果てた彼の姿を、妻や子に宛てて書いた切々たる41通の手紙を通して描く感涙の記録。大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
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図書館のかめ
大変読みやすい硫黄島を知れる良作
日本軍激戦の地のひとつ・硫黄島の総指揮を務めた栗林忠道中将が家族へ送ったたくさんの手紙から夫と父として、また硫黄島で交流した様々な立場の方の声を元に軍人としてどのような人物であったか、まるで炙り絵のように1人の男性の在りし日の生き生きとした様子が、また孤独な格闘の日々が浮かび上がる良作です。文章も構成も大変読みやすく引き込まれます。
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