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新潮文庫 新潮文庫
北村 薫
1999年7月31日
新潮社
935円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた。目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだーでも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、『わたし』を生きていく。
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もこりゅう
17歳の私が42歳の今を生きる―
17歳の私が42歳の今を生きる― 時間のねじれのなかで≪17歳≫の力が25年の時空を超えて、動き出す。 誰か、教えて下さい。時は、取り返すことが出来るのですか。(帯より引用) はじまりが文化祭の前の日でクライマックスが文化祭当日、というのがなんともよくできた構成である。というのも、真理子さんは42歳のときの職業は高校の国語の先生なのである。生徒との学級日誌の掛け合いなど以外に学校生活のなかにもいまさらおもしろさがあるように感じた。最後の池ちゃんからの言葉と終わり方は様々な解釈ができる?
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