〇に十の字

新・古着屋総兵衛第5巻

新潮文庫

佐伯泰英

2012年12月31日

新潮社

693円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

坊城桜子を伴って京を目指す総兵衛一行が鳶沢村に逗留中、薩摩の密偵が捕らえられた。総兵衛の特殊な縛めにより、苦悶の末薩摩忍び北郷陰吉は転んだかに見えた。陰吉を加えた一行は一路、西を目指し始めた。一方、江戸では、おこものちゅう吉が湯島天神の床下から忽然と姿を消し、天松は懸命に捜索する…。総兵衛一行の東海道西上の旅路を薩摩の魔の手が襲撃する疾風の第五巻。

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3.3 2018年01月28日

佐伯泰英の新・古着屋総兵衛第五弾である。「丸に十の字」は島津家の家紋である。南方交易で利害が対立する薩摩藩との戦いが予感される書名である。 鳶沢村に逗留中、薩摩の密偵を捕らえた総兵衛は、その忍びを伴って坊城桜子と京都をめざす。一方、江戸では、おこものちゅう吉が忽然と姿を消す。ちゅう吉を天松は懸命に捜索する。無事ちゅう吉救出後、おこものちゅう吉が、大黒屋の忠吉として再出発するために、修行に入ることとなった。 総兵衛一行の東海道西上の旅路を 薩摩の魔の手が襲撃する。坊城桜子は、鳶沢一族の頭領、6代目総兵衛勝頼の曾孫にして10代目大黒屋総兵衛の名を継いだ今坂勝臣の嫁に相応しい器の大きい女性。都入りした総兵衛と公家とのパイプ役として大いに活躍しそうだ。薩摩のと水面下での攻防も本格化するのだろうが、お公家さんでしかも女性らしい影様の正体も気になるところだ。

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