敦盛おくり

新・古着屋総兵衛 第十六巻

新潮文庫

佐伯 泰英

2018年5月29日

新潮社

693円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

交易船団はバタヴィアでオランダとの直接交易に入ろうとしていた。最新型巨大帆船の発注について信一郎は大きな選択を迫られる。一方江戸では、平十郎が長屋前で、総兵衛が本庄邸訪問帰途、それぞれ正体不明の侍に囲まれた。きな臭い予感に大黒屋は包まれる。折しも、沢村伝兵衛より八州廻りを騙って商家を強請る悪党の噂がもたらされた。総兵衛は様々な方向から情報を集めていくのだが…。

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3.1 2018年09月07日

人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり ご存知、幸若舞「敦盛」の一節である。織田信長が好んで戦いの前に演じたと伝えられる。人の世の儚さを謳ったものである。ところが、これがひとたび大黒屋総兵衛の口から流れ出た時、対峙した相手は必ず息絶える。「関東取締出役」廃絶に暗躍した松平公長は総兵衛によって討たれた。祖伝夢想流一手、死出の旅路『敦盛おくり』によって。 富沢町では第7回古着大市の準備が進むなか、八州廻りの存在が邪魔になる幕閣が偽の八州廻りを演じていた。彼らの狙いは、資金集めと八州廻りの評判を落としこの組織を廃止させる所にあった。一方、バタヴィアでは、オランダとの交易成功したばかりか、今回航行のもう一つの隠された目的、新交易船建造に吉報がもたらされた。

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