群雲、関ケ原へ(上巻)
新潮文庫
岳宏一郎
1998年1月1日
新潮社
900円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
太閤に続いて加賀前田利家も逝った。家康は秀吉の遺法をこれ見よがしに犯し続ける。動乱の機運が世を包む。会津百二十万石を領す上杉景勝を取り込むべく、家康と三成が激しく動く。黒田、加藤、福島、毛利、島津、宇喜多等、群雄もそれぞれの思惑で蠢動しはじめる。西か、東か、景勝の英断が下る。歴史の軸が旋回しはじめた…。関ヶ原という壮大なドラマを新しい視点で描く歴史雄編。
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