舫鬼九郎
新潮文庫
高橋克彦
1996年2月29日
新潮社
607円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
吉原近くの堀端で若い女の全裸死体が見つかった。首を切り落とされた上に、背中の皮が剥がされている。誰が、一体何のために…。町奴の幡随院長兵衛は事件の真相を探り始めるが、謎はむしろ深まるばかり。そこへ一人の浪人が現れた。その名は舫鬼九郎。南蛮渡来の着物を身に纒い、剣の腕はけた違い。一体何者なのか。そして事件との関係は…。壮大なスケールで描く長編時代活劇。
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