武王の門(下巻)
新潮文庫
北方謙三
1993年8月31日
新潮社
825円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
懐良は肥後の名将・菊池武光と結び、悲願の九州統一を果たした。そして大宰府を征西府の拠点とし、朝鮮半島の高麗や中国大陸の明と接触することで、全く新しい独立国家の建設を夢見る。しかし、足利幕府から九州探題に任ぜられた今川了俊は、懐良の野望を打ち崩すべく、執拗に軍を進めたー。二十数年にわたる男の夢と友情のドラマを、ダイナミックに描いた一大叙事詩の完結!
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読後の清涼感
少し時間がかかりましたが、上下巻ともに読了。結びの5行に象徴されるように全編にわたって清涼感というか爽やかさを感じました。 いわゆる戦記ものといえば基本奪い合いが描かれるのが一般的ですが、征西府にはそれがないので、よりそこに爽やかさを感じたのでしょうか。 懷良親王というあまり題材として取り上げられることのなかった人物ではありますが、たまたま福岡で仕事をしていることもあり、出てくる地名が身近に感じられたことも楽しく読み進められた要因かもしれません。 北方太平記、続きも読んでいきたいと思います。
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