
西部戦線異状なし
新潮文庫 レー1-1 新潮文庫
レマルク
1955年9月27日
新潮社
935円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
1918年夏、焼け爛れた戦場には砲弾、毒ガス、戦車、疾病がたけり狂い、苦熱にうめく兵士が全戦場を埋め尽す中にあって、冷然たる軍司令部の報告はただ「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」。自己の体験をもとに第一次大戦における一兵士ボイメルとその戦友たちの愛と死を描いた本書は、人類がはじめて直面した大量殺戮の前で戦慄する様を、リアルに文学にとどめたものとして、世界的反響を呼び起こした。
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古今東西の本棚
(無題)
第一次世界大戦のとき、ベルギーとフランスの国境付近に西部戦線という戦闘がありました。戦闘は、1914年から1918年にかけ両軍戦死者推定480万人という悲惨なものでした。 本書は、ドイツ軍側の兵士が先頭の中で感情を失っていく様を淡々と描く戦争小説の傑作です。主人公は、死んでいく味方を、ロシア人俘虜を、白兵戦で殺めた敵をみて戦争について考えます。最後に主人公は戦死しますが、戦争の醜さをまざまざと見せつける作品でした。政治に携わる人にこそ読んでほしい本だと思います。
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