コズモポリス

新潮文庫

ドン・デリーロ / 上岡 伸雄

2013年1月29日

新潮社

649円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

若くして超巨大ハイテクリムジンから秒単位で金融取引を続ける時代の寵児エリック・パッカー。NYをゆっくりと移動する車の中で、その日彼は円の変動から巨億を失う危機にあった。しかも繰り返される謎の脅迫ー殺し屋の影がちらつく間もビジネス、セックス、形而上学的対話に没頭する男のリムジンはどこへ行くのか。彼の運命は。現代世界文学最大の巨匠が放つ極上のサスペンス。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

ちょっと前に「教養とは結局、読んだ本の量と幅による」というフレーズを見てドキっとした。確かに自分はサラリーマンにしては量は読むほうだと思うけど、幅が狭いなぁと。なのでしばらく純文学に振ろうかな、ということでドン・デリーロ(笑)若くして巨万の富を築いた男のある一日を描いた作品。 彼の一日はテクノロジーの粋を尽くしたリムジンの中でほぼ送られる。 その一日で彼は財産の全てを失いつつあり(日本円の相場を見誤ったことによって!)、しかし、財産を失うことだけに生きる意味を見出しつつある...という。ヴォネガットにも同様の意匠の作品があったような気もするけど。しかし、マンハッタンをゆったり流すリムジンに乗る大富豪を描いた作品を東京の満員電車の中で読む、というのはシュールな光景かも知れないなww

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