ベルリン・レクイエム

新潮文庫

フィリップ・カー / 東江一紀

1995年11月1日

新潮社

726円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

1947年、ナチス・ドイツ崩壊後のベルリン。大戦を生き延びたグンターは廃墟と化した街で、細々と探偵稼業を再開していた。そんなある日、ソ連駐留軍の大佐から、殺人で逮捕された男の嫌疑を晴らしてほしいとの依頼を受け、グンターはウィーンに赴いた。彼は事件の核心に迫るにつれ、旧ナチの亡霊が蠢いていることを知った…。「ベルリン三部作」の掉尾を飾るスパイ小説巨編

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