
馬たちよ、それでも光は無垢で
古川日出男
2011年7月31日
新潮社
1,320円(税込)
小説・エッセイ
震災からひと月、作家は福島浜通りをめざす。失語する景色、不可視の放射線、傷ついた馬たち。極限の現実の果て、ついに小説は導かれる。そして「彼」、被災地に現れた「彼」、『聖家族』の狗塚牛一郎は作家に語りはじめたー。祈る。想像する。光を求めて言葉を刻む文学の軌跡。
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