奇想の発見
ある美術史家の回想
辻 惟雄
2014年6月30日
新潮社
2,420円(税込)
人文・思想・社会 / ホビー・スポーツ・美術
ギロリと眼を剥く曾我簫白の雲龍図、岩佐又兵衛の血みどろ絵巻、そして大ブームを巻き起こした伊藤若冲の白い象ー。花鳥風月を優雅に愛でる日本美術史の片隅で、すっかりキワモノ扱いされていた「奇特な」画家たちを発掘し、ニッポンの美に禍々しき愉楽を与えた立役者。その自由な精神を育んだ生涯を綴る、初めての自伝。
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(無題)
たくさんの失敗も、書ける人柄が、たくさんの人を惹きつけ、助ける。泥臭い情熱。
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