1R1分34秒

町屋 良平

2019年1月25日

新潮社

1,320円(税込)

小説・エッセイ

デビュー戦を初回KOで飾ってから三敗一分。当たったかもしれないパンチ、これをしておけば勝てたかもしれない練習。考えすぎてばかりいる、21歳プロボクサーのぼくは自分の弱さに、その人生に厭きていた。長年のトレーナーにも見捨てられ、現役ボクサーで駆け出しトレーナーの変わり者、ウメキチとの練習の日々が、ぼくを、その心身を、世界を変えていくー。第160回芥川賞受賞作。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年08月15日

プロボクサーってすごいな。こんなに減量するのか、、、知らなかった。 身を極限まで削る中で心もずたずたになり、さらに試合にも負け続けてプロになった意味がわからなくなって、それでもボクシングをやめるという選択肢はない。主人公はそんな人。 ウメキチがめちゃめちゃいい人なのに主人公がなかなか心開かなかくてひねくれてんなーと思ったけど、案外そんなもんだよね。めちゃストイックかと思いきや女の子に手を出したり、ウメキチを邪険に扱ったり、でもそのくらい心が疲れてるんだよな、そうだよな、って思った。努力するのはシンプルに辛いし結果も出ない。 最後、勝ったかどうかわからない感じで終わったのもよかった。

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yamaura

今をもがく人へ

starstarstar 3.0 2021年04月17日

勝てない。 序盤、雑な言葉と難解な言葉が入り混じった表現に戸惑う。校正ミスかと思うほどに。その混乱もあり、読みにくい。ほぼ主人公の独白だが、良い印象を全く持てないため、辛い。 だか読み進めれば、彼の孤独・若さ・焦りが流れ込んできて、応援したくなる。一向にクズなままなのに。どちらかと言えば、どんどんクズになるのに。奇妙な表現も、彼の屈折した内情を表すものだろう。 ラストは爽やか。そこまで刺さらなかったが、好きな人はとことん好きな作品だろう。

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