潮呼びの群火

梅原稜子

2004年9月30日

新潮社

2,090円(税込)

小説・エッセイ

織井沢子は、夫の昔の恋人で画家の兵頭珠江の描いた「潮を抱く家」に夫との秘密を知る。沢子もまた誰にも知られず燃え上がった過去の恋の苦しみを忘れられずにいた。遭難してさまよう七人の霊が次の人を海に引き込むという故郷に伝わる「七人みさき」の言い伝え、義母から明かされる戦争ゆえの結婚の悲劇、苛酷なシベリア抑留の記憶…。さらに思いもかけぬ珠江の真実が沢子の胸を突く。-東京と四国を舞台に、親子夫婦の不思議な縁と、切ないまでの人間の生き様を描く長編小説。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください