
海国記(下)
平家の時代
服部真澄
2005年7月25日
新潮社
1,870円(税込)
小説・エッセイ
かの国は船の好材を産し、海の道を見渡せる伊都岐嶋(厳島)がある。清盛はあえて小国・安芸国に眼をつけたー“開国”の大断行をする智臣・信西入道、立ちふさがる凡庸な輩、保元・平治の乱、鹿ヶ谷の陰謀を乗り切った清盛だったが、すでに海の道は崩れ始めていた…。「諸行無常」のイメージから平家を解き放つ、新・歴史経済小説。
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