ウインドアイ

新潮クレスト・ブックス

ブライアン・エヴンソン / 柴田 元幸

2016年11月30日

新潮社

2,200円(税込)

小説・エッセイ

最愛の人を、目や耳を、記憶を、世界との結びつきを失い、戸惑い苦闘する人びとの姿。奇妙な笑いののち、得体の知れない不安と恐怖が、読者の現実をも鮮やかに塗り替えていくー。ジャンルを超えて現代アメリカ文学の最前線に立つ作家による、滑稽でいて切実な、知覚と認識をめぐる25の物語。『遁走状態』に続く最新短篇集。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

デビュー作「遁走状態」が大変面白かったので手にとってみました。アメリカ文学の最先端とも言われてる作者の短編集二作目。 殆どがなんというかコーマック・マッカーシー的な作品のオンパレードで根暗度、不安度もいい勝負。不条理感ではこっちのほうが勝ちかな。なんでかAC/DCのボン・スコットの話なんかも入っててそれが息抜きにちょうど良かった。 しかしこういう陰鬱な話をなんで時間かけて読むのか、とも思うけど面白いことも確か。どこがどうと説明できないけれども。

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