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新聞社
破綻したビジネスモデル
新潮新書
河内孝
2007年3月20日
新潮社
770円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
新聞という産業は今、様々な危機に直面している。止まらない読者の減少、低下し続ける広告収入、ITの包囲網、消費税アップ、特殊指定の見直しーそして何より、金科玉条としてきた「部数至上主義」すなわち泥沼の販売競争は、すでに限界を超えている。いったい新聞は大丈夫なのか。生き残る方策はあるのか。元大手紙幹部が徹底的に解き明かす、新聞が書かない新聞ビジネスの病理と、再生への処方箋。
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(無題)
新聞ビジネスとテレビメディアの関係はよく分かった。 ただ後半の4章以降における業界再編案(毎日、産経、中日合併案)を披露する辺りは興ざめ。 そのような案は青写真として個人の頭の中に収めている分にはいいが、このように関係者の意向も無視して勝手に披露されると、かなりの反感を買うのではないか。まるで独裁者のような皮算用である。 だから毎日新聞社内の改革もうまくいかなかったのではないか。 ちょっと興ざめ。
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