新・堕落論

我欲と天罰

新潮新書

石原 慎太郎

2011年7月15日

新潮社

792円(税込)

人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理 / 新書

列島を揺るがせた未曾有の震災と、終わりの見えない原発事故への不安。今、この国が立ち直れるか否かは、国民一人ひとりが、人間としてまっとうな物の考え方を取り戻せるかどうかにかかっている。アメリカに追従し、あてがい扶持の平和に甘えつづけた戦後六十五年余、今こそ「平和の毒」と「仮想と虚妄」から脱する時であるー深い人間洞察を湛えた痛烈なる「遺書」。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2020年10月25日

確かに今の日本は堕落しているとしか言えない状況が続いている。これは戦後日本の発展に貢献した官僚が国家のためというより自分らの権益を守るために余計な規制をかけたり、天下り先を作るために国家の進むべき方向とは逆の政策を政治家に提言、政治家は勉強不足から官僚のいいなりになってきたことが背景にあるのではないか。 第1部は昨年の文藝春秋に書いてあったことの繰り返しで目新しいことはなかったが、第2部になると突然現実離れしたような議論になり、いまひとつ言っていることが理解できなかった。 それにしても誤字が目立つほか、校正の杜撰さが目につく本だった。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2019年05月24日

確かに今の日本は堕落しているとしか言えない状況が続いている。これは戦後日本の発展に貢献した官僚が国家のためというより自分らの権益を守るために余計な規制をかけたり、天下り先を作るために国家の進むべき方向とは逆の政策を政治家に提言、政治家は勉強不足から官僚のいいなりになってきたことが背景にあるのではないか。 第1部は昨年の文藝春秋に書いてあったことの繰り返しで目新しいことはなかったが、第2部になると突然現実離れしたような議論になり、いまひとつ言っていることが理解できなかった。 それにしても誤字が目立つほか、校正の杜撰さが目につく本だった。

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